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(No59) 奈良 唐招提寺 鑑賞記 その1 

 奈良の唐招提寺は、年に一度釈迦念仏会(しゃかねんぶつえ)が、毎年10月21日から23日の3日間行なわれる(国宝金亀舎利塔などが公開される)というので、行ってみました。 

 


 
1.南大門

 薬師寺は近鉄西の京駅すぐ、であったが、唐招提寺は、その駅から10分ほど歩く。
 左写真は南大門。

 右下の写真は、南大門中央の額。
 孝謙天皇の勅額で重文とのことだが、講堂に展示・・・・と案内があったので、今懸かっているこれはレプリカなんだろうか?

 南大門から中に入って、後ろを振り返って撮ったのが左下の写真。
 いわば南大門の後姿。 

 右写真は、南大門を入って撮ったもの。なお、南大門については唐招提寺HPのここをご参照ください。
 で、どこの工場なんだ?となるだろうが、これは現在、金堂を解体修理中で、その工事の建屋で囲まれている姿なのである。
 この建物の奥には、さらに大きな建屋がある。

 なお、金堂についてはHPのここから。

 金堂平成大修理にお志のある方は、
〒630−8032   奈良市五条町13−46
律宗総本山 唐招提寺 電話0742(33)7900 までお問い合わせ願いたい。 


2.戒壇

 「戒壇」との案内板があったので、西側に行ってみた。
 左写真は、戒壇の南側にある門である。

 上写真にもちらりと写っているが閉ざされていて、中には入れない。
 門から中をのぞき、右側、つまり東を向いて撮ったのが左下写真。
 外構の建物は江戸時代に焼失したそうだ。

 石造三段の戒壇である。

 最上層にインド・サンチーの古塔を模した宝塔が奉安されたのは最近のことだそうだ。

 戒壇の東側には、南北に蓮池がある。花の季節には、きっときれいなんだろう。

 なお、HPではここから。



3.鐘楼

 戒壇の東側、金堂及び講堂の西側に鐘楼がある。
 左写真が鐘楼で、奥のトタン貼りの建屋が、先ほどもいった金堂解体修理の建屋である。

 懸かっているのは平安期の梵鐘らしい。

 家に帰ってから気付いたのだが、受付でいただいたパンフによると、この鐘には「南都『左』京」という銘があり、五条は「右」京なのに誤刻である・・・・・とのこと。
 分かっていれば、鐘の銘も写真に撮ったのに思っても after festival である。(← ふつうに「後の祭り」と言え!)



4.講堂

 左下写真は、講堂の西側面を撮ったもの。
 講堂は金堂の後ろ、北側に立つ建物で、いわば学習の場である。

 いま、金堂が解体修理中なので、金堂の仏像も一部、講堂におさめられている。

 仏像のラッシュアワー状態と言ってよい。

 金堂の仏像は、居候の負い目を感じているのか、それとも講堂の仏像は、金堂の仏像に対し、あっちの方がスターだしなあ・・・と引け目を感じるのか、などと相も変わらずしょうもないことばっか考える私。

 講堂内陣におさめられた仏像等は、西から入って、正面向かって左から以下のとおり。

勅額 重文 奈良時代 確か、この「唐招提寺」という文字は、孝謙天皇によるものという解説があったと思う。

広目天 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

増長天 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

厨子内 千手観音像

大自在天立像 重文

帝釈天立像 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

弥勒如来坐像 重文。こちらが講堂の本尊。

梵天立像 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

吉祥天立像 重文

厨子内 薬師如来像

持国天 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

多聞天 国宝(金堂) 木造・乾漆併用 奈良時代

 左写真は、東西に長い講堂を南側から観たもの。

 右下写真は、講堂の東側。
 なお、講堂については、唐招提寺HPのここで。  

 講堂で印象的だったのは、やはり四天王。どうも最近四天王づいている。

 どこが印象的か・・・というと、その袖である。ひらひらとした折り返しで肘のあたりにあり、さらに、袖の先はくくってある。
 で、その国宝の四天王は金堂のもの。講堂にも重文ではあるが、持国天・増長天の二体が安置されているとHPにはあるが、どこにあるかはわからなかった。よそにまわされてるんだろうか?



5.舎利殿(鼓楼)

 左下写真は、講堂東側の階段から下りるところから観た舎利殿。
 よって、この舎利殿は北側から観たもの。右側は西側面。(←当たり前か)

 ここで「うちわまき」という行事が毎年5月19日に行なわれるそうだ。

 資料によると「境内唯一の重層建造物」とある。

 西の鐘楼と反対側に鼓楼といえば、北京に行った時のことを思い出した。

 
 北京の鼓楼についてはここ、鐘楼についてはここで。

 舎利をおさめているので、舎利殿と呼ばれている。

 右写真は、舎利殿の西側面。その向こうに見えているのが礼堂。

 こじんまりしてるが、感じのいい建物である。
 金堂修理の建屋に囲まれてしまっているのが、気の毒な感じがする。

 ところで、肝心の唐招提寺舎利殿(鼓楼)については、唐招提寺HPのここから。
 気にいったので、たくさん写真を撮ってしまった。これは礼堂の軒下から撮ったもの。

 ところで、この礼堂という建物のことがよくわからなかった。何か「特別拝観100円」という手書きの貼り紙があるだけで、「何なんだ、これ?どうせセコイんだろう。観なくてもいいかな?」と正直思った。


 

 


 

 続きは後ほど。

 どうもお疲れ様でした。
 
  


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