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(No16) ワールドカップ2006 ドイツ大会 TV観戦記 その2
W杯が終わりました。地上波のTVのみですが、観ながら掲示板に感想などを書き込んでいたので、消すのも少しもったいない気がして書き残すことにしました・・・・・が前回。
今回、いずれも深夜放送だったので、まだ観てないビデオがだいぶたまってました。
掲示板でのリアルタイムの感想ではありませんが、一応自分としても4年に一度のことなんで記念に残すことにします。
1.グループリーグ戦
グループリーグA組 ドイツvsコスタリカ 6月10日(土)01:00〜
ワールドカップ2006ドイツ大会の開幕戦。ドイツのバラックは欠場。
2分頃、左サイドでドイツのラームとシュバインシュタイガーがうまくボールをまわす。
5分頃、ペナルティエリアのちょっと外側、左でボールを持ったラームがあれっ?と思ってる間にDFを一人切り返してこかして、もう一人が腰を出したが、おかまいなしでいきなりのミドルがずばっ!とゴール左上隅のポストに当たって中にはね返って決まる。これが思えばミドルシュート全盛のドイツ大会開幕ゴールだった。
11分頃、ドイツDFが平面的に並んだ脇をパスがくぐり抜け、オフサイドぎりぎりで飛び出したコスタリカのワンチョペ、ゴール正面で、落ち着いてレーマンのすぐ右側をかすめ去るゴール! 17分頃、シュナイダーが右サイドでキープし、左斜め後ろに戻し、シュバインシュタイガーが受ける。そして、シュバインシュタイガーは斜め左前に流し、そこへどんぴしゃで飛び込んできたクローゼが左足で当てて流し込む。ドイツ勝ち越し!
21分頃、ポドルスキ、センタリングを胸でトラップ。足元に落としたところを相手DFが後ろからどん!と突き飛ばそうとするが動ぜずシュート。得点こそならなかったが、強いなあ。 後半いきなり、ポドルスキのミドルは枠の上。しかし、ペナルティエリアの外でも、ドイツは前が空いているとばんばんミドルを撃ち、それがいずれも精度が高い。 2分、コスタリカ右のCK、フリーになっていた6番フォンセカのダイビングヘッドは枠をとらえられない。 後半16分、ちょっと膠着状態だったが、左から駆け上がったラームがクロスをあげ、ファーサイドのクローゼが強烈なヘッドを叩きつけ、GKはじいたところを容赦なく足で蹴り込む。
28分、コスタリカのセンテーロのパスがゴール正面のワンチョペへ。GKが前に詰めてくる。DFが斜め後ろから飛び込んでくるが、微妙に一拍置いて絶妙のタイミングで蹴り込んだ。3−2の激戦。
また、膠着状態。このまま3−2で終わるのか。ドイツは攻撃力もあったが、少しコスタリカに決定機を許しすぎた。DFのもろさが目立ち、アナウンサーが、過去の代表メンバーのブレーメが「ベスト4まで行ったら奇跡だ」と語ったことを紹介したが、それもうなづけるなあ・・・なんて感じ始めた41分。クローゼと交代したノイビルが倒され、左でFKを得る。蹴るのは7番シュバインシュタイガー、豪快にミドルを狙うか?と思いきや、真横に地を這うパス。それを中央で受けた8番フリングスが強烈なミドルシュート。DFの頭を越え、必死でジャンプして手を伸ばすGKをあざ笑うように右に逃げていき、ネットに突き刺さった。4−2。けっきょく、このままタイムアップを迎えた。思えば、この試合、枠の少し上であったが、開始早々に遠めからミドルを撃ったのもフリングスだった。
グループリーグG組 韓国vsトーゴ 6月13日(火)22:00〜
31分頃、何か両チーム、がつんがつん当たる荒いゲームだなと思っていたら、トーゴ右サイドのスローインから少し長めのパスがちょうど韓国DFの間に通り、17番カデルが受け、ももに当てるトラップ?で体を入れ替えてキム・ヨンチョルをかわし、、いきなりミドルを叩き込むと、ゴール左下ぎりぎりに突き刺さる。トーゴ先制!みんな集まり、地面を指先でつつくような珍しいパフォーマンス。
後半9分、パク・チソンが突破しようとしたところを3番アバロがひっかけ、2枚目のイエローで退場。これでFKを得て、14番イ・チョンスがゴール左上隅に矢のようなシュートを突き刺す! 18分頃、トーゴは右サイドをワンツーで駆け上がり、クロスをあげ正面の選手は撃てなかったが、後ろから7番セナヤがシュートするが、ふかしてしまう。
続いてセナヤがドリブル突破。右斜め前の4番アデマヨールに預け、ワンツーのリターンをシュートするが惜しくも得点ならず。二人だけで簡単にフィニッシュまでの攻撃の形を作ってしまう。
後半27分、韓国22番ソン・ジョングが右サイドでイ・チョンスに預け、返ったところを中央に蹴る。それをペナルティエリア右外でうまく受けたのが後半から出場した9番アン・ジョンファン。足を振りぬき、対角線のゴール左へ!韓国勝ち越しで、結局これが決勝点。
トーゴは1人足りないこともあり、ボールを回して時間稼ぎをする韓国に詰められない。それでもアデマヨールが踊るようなステップで韓国をかわし右CKを得たが得点には至らなかった。
グループリーグC組 アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ 6月16日(金)22:00〜
2分頃、左CKを連続してリケルメが蹴る。
6分、アルゼンチンのキャプテンのソリンが左サイドでゴールに背を向けヒールで蹴る。それを受けたサビオラが持ち込み、マキシ・ロドリゲスにつないで、簡単そうに1点目! 31分、おそらく今後、伝説になるであろうゴール。
センターライン付近でリケルメがボールを奪われるが、アルゼンチンが後ろからボールを取り返す(パス1本目)。
それを受けたアルゼンチン選手が斜め左へ(パス2本目)。
それを短く斜め左前へ(パス3本目)。
それを斜め右後ろに少し戻し(パス4本目)、さらに左斜め後ろへ(パス5本目)。
これを左サイドぎりぎりで受けたソリンがセンターライン少し越えた辺へ斜め左前へ(パス6本目)。
左サイドぎりぎりでまっすぐ後ろに戻す(パス7本目)。
これを受けたソリンが斜め右前、センターサークル付近へ(パス8本目)。
短く斜め右前へ(パス9本目)。
ここで大きく斜め右後ろへ戻す(パス10本目)。
これを前に流し(パス11本目)、センターサークル内へ戻し(パス12本目)、すぐ左斜め前に短く渡して(パス13本目)、そこから大きく左サイドぎりぎりのソリンへ(パス14本目)。 相手DF4番が詰めてくるが、後ろへ戻す(パス15本目)。
DFの間をぬって斜め右前にやや大きく流す(パス16本目)。
すぐ左へ渡し(パス17本目)、さらに短く左へ(パス18本目)。
そこから大きく、左サイドぎりぎりで待つソリンヘ。ソリンは胸で落として、そのまま左サイドラインぎりぎりで前へ(パス19本目)。
さらに軽く前に流し(パス20本目)、斜め右後ろへ戻す(パス21本目)。
そこから小さく前に預け(パス22本目)、ペナルティエリア左側から大きく右側の途中出場5番カンビアッソへサイドチェンジ(パス23本目)。
カンビアッソはペナルティエリア内のクレスポへ小さく浮かせる球を出し(パス24本目)、そのままペナルティエリアへ走りこむ。
クレスポは、その球をヒールで小さく後ろへ戻し(パス25本目)、走りこんだカンビアッソがゴール中央上部に蹴り込む!!!
「どやどや、どんなもんや!」とユニフォームをばこばこさせる「頭は薄いが眼は少女マンガ」のカンビアッソが印象的であった。
41分、右サイド、コーナー近くで強引にボールを奪ったサビオラが持ち込んでシュート!GKはじいたところに詰めたマキシ・ロドリゲスがバーに当てながらも3点目を押し込む。 アルゼンチンは後半、冴えていたサビオラをあえて引っ込め11番テベスを入れ、さらに18歳の19番メッシがマキシ・ロドリゲスに代わってW杯デビュー。
後半33分、メッシ、ひじうちを受けてプロの洗礼か、と思わせたが、すぐに次のプレー。自分が受けたファウルによる左サイドのFKをトップスピードで走り込んで受け、ゴール前で真横に右へ流す。DF6番の股を抜け、GK正面のDFは間に合わず、ゴール右側に走りこんだクレスポがスライディングで(DFの足に当たりオウンゴールっぽかったが)4点目!
38分、センターサークルからリケルメがふわっと浮かして左サイドのテベスへ。DF6番の股を抜いて、転んでるDFをそのまままたぎ越し突進。DF4番もかわし、ペナルティエリア内をなおも突進し、DF20番とGKの間をきれいに抜いて、ゴールの右側へ!
42分、ゴール前でクレスポからテベスにつなぎ、メッシが、またもトップスピードでペナルティエリア右側を走りこみ、GK左側の狭いサイドを貫いた!
観客席のマラドーナが喜びまくりだし、放送席のさんまとゴン中山が「メッシ見たいなあ」、「こうなったら、メッシの初ゴールを」って言ってたのがことごとく的中!
2.決勝トーナメント
決勝トーナメント ドイツvsスウェーデン 6月25日(日)00:00〜
ドイツがシュートを撃ちまくった試合。完勝といえるだろう。TV解説によると、ドイツのシュートが25本、うちバラックが8本。一方スウェーデンはわずか5本だったらしい。
5分頃 11番クローゼが突っ込み、相手GKともつれて倒れこむ。そこへつめた20番ポドルスキがこぼれ球を蹴り込む。DF4番ヘッドでクリアしようとするが、ゴールへ突き刺さる。
6分頃 ポドルスキのミドルシュート。続いてスウェーデン11番ラーションのシュートはサイドネット。
10分頃 13番バラックのミドルは、枠のやや右。
11分 スウェーデン13番イブラヒモビッチがクロスに飛び込むカンフーシュート(ゴールに背を向けヒールでシュート)だが、危険なプレーでファールに。
逆にドイツ、ラームが左サイドからクローゼへ。クローゼ、ドリブルで持ち込み相手DF3人を引きつけて、さっと正面のポドルスキへ。ごっつぁんゴール。両手でガッツポーズしながら右コーナー、カメラ目線で両膝スライディングするポドルスキ。さっとベンチ右端のカーンが映ったが、少しも喜んだ表情をしてなかったのが印象的。
バラックのシュートはGKがはじく。ドイツ19番もシュート。バラック、再びシュートするが、左にそれる。
ラーム、左からクロスを上げ、クローゼ、狭いところでコンパクトに右足を振りぬくがGKはじく。ドイツ8番のミドルもGKはじく。GK大忙し。
ドイツ7番シュバインシュタイガーのミドルもGKはじく。
34分頃、スウェーデンのDFルチッチ、2枚目のイエローで退場。ビデオを見たが、確かにユニフォームをつかんでいるものの、あれで退場?って感じ。で、その直後、スウェーデン選手が後ろから押す悪質なプレーがあったがホイッスルなし。
Jリーグの審判を見ていると、審判もバランスを取りたがるというか、一方にきつすぎる判定をすると、次、悪質なプレーがあっても見逃すとこがある。いわゆる帳尻合わせというやつ。でも、見ていると結局それはファールに対する判断基準がぶれているとしか映らず、不満が増すだけだと思う。
ところで、審判は、なんであんなにこにこしてレッドカードを突きつけたのか。で、ポドルスキが「審判、グッジョブ!」といわんばかりにぽんぽんと審判のからだをたたいていたが、何かやな感じ。
一人足りなくなったスウェーデン、前線にほりこむ荒いサッカーになってくる。
イブラヒモビッチ(ところで、この名前、漫才の千鳥が、外国人ごっこのネタで、変な外国人の名前として「アブラヒモビッチ」を使ったのを思い出す)、反転してシュートするが得点ならず。
後半、スウェーデン11番ラーション、自ら腰を突き出したように見えたが、とりあえずペナルティエリア内で倒されたとしてPKを得る。しかし、レーマンの目が怖かったのか、ラーションは上にふかす。
後半10分頃、バラック、うまく切り返して、DFを振り切りシュートするが、GK横っ飛びではじく。
13分頃、バラックのミドルは枠の上。ポドルスキも撃つ。ドイツのブリンクスもミドルを放つがDFが体ではね返す。
スウェーデンの9番リュングベリのミドルは得点ならず。バラックのシュートも左へ外れる。
34分頃、バラックのシュートは右に外れる。35分頃、バラックの強烈なシュートは惜しくもGK正面。こぼれ球をクローゼがヘディングするがこれも外れる。
シュナイダーの右からミドルはDFに当たり、ゴール右ポストに当たって外へ。
ドイツ途中出場のノイビル、体を反転させてのシュートもGKはじく。
ドイツ途中出場のケールからのパスをクローゼシュートするが、枠の上。
最後、ケールのシュートもバーの上。
バラックはW杯後、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンを出て、プレミアリーグに移るらしい。そこで会場ミュンヘンへの置き土産でどうしても得点をあげたい。周囲もそれがわかっていて必死にバラックにボールを回すのだが、どうしても得点できなかった。
クローゼが本当に強いし、うまい。
決勝トーナメント アルゼンチンvsメキシコ 6月25日(日)04:00〜
5分頃 メキシコ8番パルドの右からのFKを中央の16番メンデスがヘッドで流し、ファーサイドの4番マルケスがゴール左に蹴り込む。メキシコ先制!
10分頃、アルゼンチン右のCKを9番クレスポが合わせる。メキシコのFWボルヘッティのヘッドによるクリアがオウンゴールになったようにも見えたが、結局クレスポの得点。
22分頃、アルゼンチン5番、「頭は薄いが眼は少女マンガ」のカンビアッソのパスをクレスポが受け、GKの頭を越すループシュートを撃つがわずかに外れる。
ロスタイムにアルゼンチンに危ないシーン。GKからのボールを4番イエンセが後逸。そのボールを奪いに行ったフォンセカに対し、慌てたイエンセが蹴り倒したのでイエロー。解説で言っていたようにレッドでもやむを得なかったかも。
後半10分頃、横パスばかりで、なかなか前に進めないアルゼンチン。リケルメのシュートも、12分頃ロドリゲスのボレーシュートも得点ならず。
リケルメのスルーパスを受けたサビオラのシュートはGKサンチェスがはじく。
15分頃、メキシコはけっこうボールは支配するのだが、シュートに結びつかず、この時間帯もフォンセカまでは行くが、そこからボルヘッティにはつながらない。
21分頃、メキシコは攻撃的なジーニャを入れようとしたのだが、守備的なガルダードが痛んだため、先にピネダを入れる。
28分頃、メキシコは11番モラレスを下げて、7番ジーニャを投入。
一方、アルゼンチンもクレスポに代え、テベス。カンビアッソに代え16番アイマールを入れる。
33分頃、右でリケルメがFKを得るが、メキシコがまるで短距離走のスタートシーンを思わせるような息の合ったオフサイドトラップで一斉に下がる。
40分頃、ジーニャが中央をドリブル突破、左に流してピネダがアルゼンチン13番の股を抜いてクロスを上げるが、フォンセカのヘッドは枠を捉えられない。
後半終了間際、途中投入のメッシ、最初はなかなかボールにからめなかったが、この辺でようやくメッシを中心にボールが動き始める。
ロスタイムに、ソリン、リケルメとつなぎ、テベスがメッシに渡してゴールに蹴り込むが、その前にオフサイドの判定。
延長戦の前半、アルゼンチンのロドリゲス、胸でトラップして足元に落とし、着地前に左足でボレーシュートがゴールネットを揺らす。結局、この芸術的なシュートが決勝点となった。
しかし、正直言って、あのメッチャ強かったアルゼンチンが、メキシコを苦手にしているのか、ずいぶん苦労したな、という感じだった。
どうもご退屈さまでした。
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