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(No17) 2006 Jリーグ 第15節 セレッソ大阪 VS FC東京 観戦記

 前回は第10節の京都パープルサンガ戦だった。2−2で引き分けたのだが、最後「負けなかったのは良かったが、それ以外の意味があったか」などと書いた。

 


 しかし、それは今にして思うと、えらい贅沢な感想であった。
 それから5月3日、アウェイの清水エスパルス戦は0−1で負け。続く5月7日、アウェイの川崎フロンターレ戦、またも0−1で負け。ここでW杯による中断期間に入った。

(左写真は、練習に飛び出してきたセレッソのメンバー。ケガから復活した森島に注目)

 セレッソはその中断期間中、キャンプを張っていたようだ。
 また、大久保が復帰した。

 しかし、再開後の7月19日、(観に行くつもりであったが、結局行けなかったのだが)ホームの大分トリニータ戦は0−2で負け。
 この3試合、1点も取れていないのだから勝てるわけがない。

 で、7月22日、アウェイのジュビロ磐田戦は、1−3の負け。4連敗でダントツの最下位である。

 今日の対戦相手は、FC東京。そう、昨季最終戦の相手である。あの屈辱(対FC東京 観戦記)を覚えているなら是が非でも勝たねばならない相手である。

(右写真は、セレッソ森島。ビブスが、何だか幼稚園児のスモックのように見える。なお、ビブスとは、ランニングシャツみたいな練習着・・・・というかチーム分け識別用の目印みたいなもの。)

 まず、セレッソのスタメン。

 GKは22番吉田。

 DFは5番前田、2番ブルーノ、26番藤本、35番宮本。

 MFは10番ピンゴ、23番下村、9番古橋、8番森島。

 FWは18番柿本、36番大久保。

 次に、FC東京のスタメン。

 GKは1番土肥。憎っくき男。しかし、ええGKですわ。控えとは言いながら、日本代表になるのも頷ける。

(左写真は、控え組の練習だと思われるが、真ん中に一人、そして周りで囲んでボール鬼ごっこしてるゼ・カルロスら。

 多分、周りの選手がパスを回しあうのを、真ん中の鬼がカットするという練習なのだろうが、ゼ・カルロスが、やたら失敗した選手を指差して笑ったり、また別の時は笑って、その選手と抱き合ったり、まるで緊張感がない。
 いい意味で言えばリラックスしてるとか、仲良く楽しんで練習しているとプラス評価できるのかもしれないが、パス回しもすぐ失敗しており、あんな真剣さのない練習で何か効果があるんだろうか?と思った。)

 DFは25番徳永、3番ジャーン、2番茂庭。

 MFは10番三浦、6番が憎さも憎しき今野。しかし、間違いなく日本代表に入ってくるだろうな。18番石川、梶山23番、9番ルーカス、19番伊野波。

 FWは、14番馬場のワントップ。
(右写真は、このFC東京戦から売店でデビューしたセレッソスティックなるスナック。
 お値段は300円。各売店100個限定。
 まあ、ちいちゃいお好み焼きを棒に差したもんですわ)

 前半のキックオフ。

 

 あと、とりあえずFC東京のサイトの試合経過などを参考にしつつ、流れだけをおさらいしておく。
 

(左写真は、セレッソのゴール裏応援席。空席が目立つ)

 前半2分、右FKから古橋がシュート。
 4分は大久保がシュート。

 そして、11分。
 右CKを蹴るのは9番キャプテン古橋。
 CKのクリアボールを自ら拾い、再度ライン際、角度のないところから蹴ったボールは、センタリングかシュートかびみょうであったが、やばい!と慌てたGK土肥の手をかすめてゴールに入った!

 正直言って、あれ?と思う間もなくセレッソ先制!!

(右写真は、FC東京のFKに壁をつくるセレッソ)

 ここ4試合で1点しか取れなかったのに、前半で11分でいきなり先制である。

(左写真は、逆にセレッソのFK)

 これは今日はいけるのか??

   相手チームの19番井野波がいい。

(セレッソゴールを襲うFC東京。セレッソDF見てるだけ)

 26分、今野が中に入れて、9番ルーカス身体で押し込む。

 すぐに同点・・・・・。

(左写真は既に後半。セレッソ17番は、森島と交代した酒本)

 それからもFC東京に好きなようにぶち切られる。

 42分、FC東京の馬場がキープしたボールを左の井野波へ。

(ゴールを決め、歓喜するFC東京。腰に手を当て困ってるセレッソ)

 井野波、ドリブルで持ち込み、マイナスのセンタリング。


 23番落ち着いて左足で蹴り込む。あっさりと逆転。

(左写真は、珍しいセレッソのCK)

 後半2分、古橋、ハードタックルでこの日2枚目のイエロー。
 11人いても好きなようにやられていたセレッソ、なんと1人足りなくなってしまう。

(右写真は、これもセレッソゴールを襲うFC東京)

 古橋はキャプテンマークを付けてるが、前回の甲府戦でもそうだったが、キレやすい。去年ほどのパフォーマンスが自分もチームもできていないことにいらついているのか。
 もっとも、今回の松尾という主審はひどかった。そもそも古橋の1枚目のイエローは、(別にセレッソびいきではなく)誤審である。

  (左写真は、シュートを外し座り込んでしまった大久保)

 サッカーというのはおもしろいもので、数的不利になった(10人になっちゃった)チームの方がのびのび動くということがままある。

 

 しかしこの日は、ごく単純に11>10ということで、ますますセレッソはボロボロになっていった。

(右写真は、前田必死のクリア)

 後半8分、馬場、ルーカスとつながれ、走り込んできた今野が左エリアのエンドぎりぎりからファーサイドへ3点目を決める。うまいわ。いや、セレッソの守備がザルすぎるのか。

(左写真は、スローインしようとする選手に駆け寄るFC東京茂庭)

 負傷あけの森島が後半9分、17番酒本と交代。

 それからも、やられ放題。

 観ていて、何か呆然としてきた。

 後半20分、石川のスローインから梶山が突破し、中央に流して馬場が合わせる。これで1−4。

 後半21分、セレッソはピンゴに代えて13番苔口。

(右写真は、スローインしようとする13番、途中交代の戸田)

 まだまだ続く。

 後半24分、梶山から井野波が左サイド、簡単に侵入を許し、中央に折り返す。
 馬場が詰め、これを押さえにかかったが、ファーサイドに抜けたボールを石川が流し込んで5点目。

(球際に弱いセレッソ)

私の後ろでは「この5点目はいかんぞ!」とやむにやまれず絶叫しているサポーターがいた。

  だいたいサッカーで、プロである以上5点も取られること自体が恥と思わねばなるまい。

(右写真は、「あ〜、あちいわ〜。もうやっとれんわ」とシャツをぱたぱたしている大久保)

 去年、得失点差であれほど痛い目にあったのに。

 後半29分、柿本に代えて11番徳重。

 あと2、3点取られてもおかしくない展開が続く。

  一方セレッソはまるで得点の予感がしないまま、1−5で屈辱的なホイッスルを聞く。嗚呼・・・・・。

 審判は確かにひどかった。やたら東京寄りのジャッジをするし、カード濫発(8枚。フルへのレッド入れると9枚)で試合の流れを切りまくる。

(試合後のセレッソ選手。ほっぺたをふくらませてるのが大久保)

 しかし、去年の堅守がまるでウソのようなザル守備ぶり。

 今回左サイドで先発した35番宮本(前節のジュビロ戦が初先発らしい)も、やはり危なっかしいな。

 

 右サイドの藤本も安定感がなく、FC東京のサイドアタックが強力というのもあるのだが、左右のサイドをおもしろいように(いや、おもしろくないんだよ)えぐられる。

 FWの柿本もだめ。吉田からのGK、ことごとく後ろについた東京FCの選手に競り負け続ける。まあ、何といってもFWでシュートが0本じゃ、話になりませんわ。

 ピンゴも最初はシュートを撃つなど、「おや?今日はいいかな?」と思ったのだが、正確な時間帯は忘れたが信じ難いシーンがあった。
 珍しくセレッソが相手陣内に攻め込もうとしている時、心の中で「誰か、もらいに行かんかい!」と舌打ちをしていたのだが、比較的いい位置にいたピンゴが、ボールが出たとたん、それを見ながらするすると後退していって、相手DFにボールをカットされたのだ。
 あれは決してオフサイドを警戒して、とか、周りを見て自分にDFを引きつけ、よりいい位置の味方にスルー・・・といったものではなく、まさにボールを怖がったとしか思えなかった。

 期待の大久保は、ほとんど目立つシーンなし。

 平日の割りに8027人という観客は、今の順位にしたらよく入っている方だと思う。応援の声もよく出ていたと思う。

 しかし、ピッチからはその声援に応えようとする熱いものは感じられなかった。 

 

 
 どうもご退屈さまでした。
  
 


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