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(No25) 2006 Jリーグ 第26節 セレッソ大阪 VS 清水エスパルス 観戦記

 
前節の鹿島アントラーズ戦は、長居ホームの最終戦だったので是非行きたかったのだが、いろいろ事情があって行けなかった。2点先行され、しかも後半途中から大久保、古橋の投入はいいが、代わりに森島、名波を代えるという塚田采配(はっきり言って、私は「アホンダラ!!」としか思わないのだが)であったが、引っ込められる寸前の名波のゴールで1点差。そして、誰しもあきらめかけたロスタイムに酒本が同点に追いついてくれた。
 選手が頑張ってくれたと感謝している。

 さて、今日からは長居のメインスタンドは世界陸上がらみの改装工事で使えず、試合会場は長居第二陸上競技場となる。これは、セレッソサイトの掲示板による情報なのだが、スタジアム定員が15000人程度しかないが、平均入場者数が17000人くらいなので、収まるのか?てな心配がなされていた。


 さて、当日。すぐ上の京都パープルサンガが大宮アルディージャと引き分けた。京都は前節(第25節)で18点のところ、引き分けで19点に留まった。セレッソは17点だったから、勝ち点3を得れば20点で京都の上に行くことができる。最下位脱出のチャンスだ。

(左写真は、アップしている吉田)

 さて、セレッソのスタメン。

 GK吉田22番。
 DF前田5番、江添14番、山崎19番。
 MF4番河村、ピンゴ10番、9番古橋、6番ゼ・カルロス、16番名波。
 FW8番森島、20番西澤。

 リザーブはGK1番多田。7番山田、23番下村、13番苔口、18番柿本、34番ジャパ、36番大久保。

 対する清水エスパルス。

 GK21番西部。
 DF25番市川、26番青山、4番高木、11番森岡。
 MF33番アレシャンドレ、16番枝村、7番伊東、14番高木。
 FW17番マルキーニョス、18番チェ。

 リザーブは、GK1番掛川。
 あと、19番和田、5番岩下、6番杉山、28番山本、15番久保山、9番矢島。

 さて、午後3時4分、キックオフ!

 いきなり清水の左CK。GK吉田がはじく。
 
 
 エスパルス4番高木のシュートは枠の右へ。4分から5分頃、ここのところパフォーマンスに不満のあった前田だが、今日はなかなかいいんじゃないか、と思う。
 セレッソ19番山崎と、今売り出し中のエスパルス枝村が競り合うが、山崎がファールをもらう。

 8分頃、「ピンゴ!走れ!!」という野次が飛んだ。
(右写真は、左から山崎、大久保、前田)


 全く同感。走れ、戦え。

 何となく、ボールと関わりを避けてるみたいにウロウロしてんじゃねえ!
 
 

 10分前後、吉田のGKが続く。今日の吉田はGKを誰に合わせようとしているのか?以前はたいてい、ポスト役の西澤に合わせていた。
 少し前はゼ・カルロスだった。今日は誰を狙ってるのか、よくわからない。
 スタンドのサポーターたちは、吉田のGKに合わせ「う〜〜〜〜・・・・・・・オイ!!」と掛け声をかけているのだが。
 

(左写真は、苔口)

 13分頃、審判がエスパルス18番のチョに何やら注意している。どうやら、シャツの裾をちゃんと入れろ!と言っているらしい。
 チョは態度が悪い。まあ、審判の注意もせこいと言えばせこいのかもしれないが、最初のうちは無視したように従わず、やがて、開き直ったように、ふてくされた態度でパンツをおろし、のそのそとシャツをたくし入れ、また、のそのそとパンツをたくし上げる。

 実にふてぶてしい態度である。

 セレッソの14番江添、そして19番山崎が続けてエスパルスの攻撃をヘッドではね返す。がんばれ、君たちのがんばりがセレッソを支えているんだ。

(右写真は、サブに入ったのを初めて見たジャパ)

 名波が左サイドのゼ・カルロスにつなぎ、中央へ。中央の古橋、右サイドの西澤にも合わず外へ。

 名波が倒され、ピッチ上で倒れるがノーホイッスル。

 18分頃、西澤左サイドで縦への突破を図るが、市川に体を入れられ中央に折り返せず。何か腹いせに、ボール代わりに市川を蹴ったように見えたのだが、ファールも取られてないから見間違いだったのだろう。イエローじゃなくてよかった。

 前半で誰か必死にボールを追ってるな、と思ったら16番名波だった。 
 

 ピンゴは33番アレシャンドレのマークについているのか、何か付かず離れずって感じで、彼の周りをうろうろしてるのだが、相変わらずウロウロしてるだけって感じ。

 ボールが来そうだと、やや近づくのだが、足元までは競りに行かない。

(左サイドは、バックスタンドにやって来たロビー君。ご覧のように第二競技場は長居スタジアムと違い、ピッチとスタンド最前線が同一平面) 

20分頃、ゼ・カルロスとピンゴの間のパス回しで、ゼ・カルロスがボールを奪われる。
 右サイドからエスパルス(アレシャンドレ?)がセレッソ選手二人を左側に置き去りにして、サイドキックでていねいに中央へパスを通す。

 それを走り込んできた17番マルキーニョスが受け、ゴール右サイド、あまり角度のないところで足を振りぬく。

 ゴール右側に出てきていた吉田が逆をつかれ、必死に手を伸ばす。また、別のセレッソ選手も二人ゴール前に詰めてきたが、マルキーニョスのシュートは、その間を縫うようにゴールに飛び込み、左サイドネットを揺らした。エスパルス先制!

 さっぱりセレッソにはゴールの匂いがしない中で先攻され、暗い気分がただよう第二競技場。
 22分頃、名波が右目でFKを得る。ゴール前左へ上がったが、そこには誰もおらず(少し手前に河村がいたが)、そのままゴールラインを割る。 

(右写真はリザーブ組の大久保、柿本)

 ゼ・カルロスのフィードが2度ほど続けて敵へのパスとなる。

 その後、名波が左深い位置にパスを出したのをゼが必死に追いかけたが、そのままゴールラインを割る。
「カルロス、アリバイ作りみたいに、そんな時だけ走らんでええねん!」という心ない野次が飛び、さすがに
「そら、ちょっと言い過ぎちゃうか」というツッコミが入る。

 

 

 セレッソはCKも取れず、エスパルス側のGKが続く。

(リザーブ組の山田)

 14番、江添の守備面での健闘が目立つ。

 一方、山崎はぽ〜んと上がった球を蹴ろうとしてタイミングが合わないミスキックがあり、ひやりとさせられた。

 27分頃、マルキーニョスが右サイド深くに侵入して来るが、江添がうまく体を使い、GKにする。
 CKを取られなかった点はとても大きい。

 
 

 



 

 31分頃、カルロスが左サイドから中央に折り返したのをGKが直接外へ弾き、左CKを得る。

(右写真、リザーブ組の苔口と下村)

 32分頃、古橋から名波につなぐが、タイミング合わず奪われる。

 35分頃、エスパルス33番アレシャンドレがピッチに倒れる。ピンゴは止めようとしていたみたいだったが、主審は笛を吹いていない。
 スタンドは必死で「ピンゴ!止めるな!攻め上がれ!!」と大怒号。

 しかし、ピンゴは後ろを振り返りつつ、ためらいながら、ボールを運ぶ。結局、エスパルスに奪われ、エスパルスが外へ出す。

 
 


 

 アレシャンドレは立ち上がらない。スタンドからは「芝居はやめい!!」との野次が飛ぶ。

(左写真は、左から山田、大笑いしている大久保、ネタを振ってる感じの下村、笑いについていけてない柿本)

 主審はタンカを要請。

 しかし、アレシャンドレはタンカに乗ることを拒む。

 じゃあ復帰するのか、というとそうでもないようだ。  

 足を引きずりながら、ゆっくりゆっくりピッチの外へ向かって歩を進める。(まあ、タンカを呼んだ以上、一度は出ないといけないのだが)

(右写真は、古橋)

 リードされてるセレッソ側サポーターとしては、黙ってられない。
「出るんやったら、タンカに乗って、さっさと出ていかんかい!!」と、またまた大怒号。

 で、アレシャンドレは、いったんピッチ外に出たかと思うと、すぐに復帰した。

 42分頃、江添の健闘が2回ほど続けてあった。体を張った、闘志が外にはっきり表れるプレーだった。

 

 前半終了間際、右サイドの河村が左サイドに流れた西澤にパスを出したが届かず、ため息の中、リードされたまま前半を終える。

   女性でやたら声のとおる人がいたのだが、前半終了のホイッスルを聞きながら「パスばっかり回してても、点は入らへんよ!!」と絶叫していた。

 まことにおっしゃる通りである。

 後半1分、エスパルスのヘディングにひやりとする。

(右写真は、左から古橋、16番名波、19番山崎)

 エスパルス、左サイド14番高木からシュートに持っていくが、吉田が押さえる。

 2分頃、前田がタイミングが合わず、外へ出してしまうシーンがあり、失望の声があがる。

 名波を11番森岡が倒し、イエローが出る。
 後ろ目のFKなので前田が蹴ったが、精度悪し。

(左写真は、恒例の「スタジアムの空」)

 



 

 5分前後、西澤から名波に渡る。
 また、名波が左から古橋に渡すがトラップが大きく、直接GKに取られてしまうシーンもあった。

(右写真も「スタジアムの空」。ぱらついていた雨も試合開始前には、やんだ)
 

 後半9分頃、名波がボールを持ち、どこへパスするか、と思っていたら直接ミドルシュートを放った。その直後、選手交代。
 前回のアントラーズ戦では、名波がゴールを決めたとたんに交代させられたようだが、今回は得点はならなかった。

(左写真は、円陣)

 

 大久保が入るのはいいのだが、名波を下げるという。一瞬塚田監督に対して、ほとんど殺意に近いような感情を抱いてしまう。何考えとんねん、あの「狸の置物」(いまやサポーターの多くは、塚田監督をそう呼んでいる)は。
 大久保は誰のパスを受けてシュート撃つねん?何で、あのピンゴを残して名波を出すねん???


(右写真で握手しようとしているのは5番前田と19番山崎)

 11分頃、エスパルスのシュートは枠の左へ。

 その後、36番大久保と9番古橋が右サイドを突破する。
 サイドチェンジがクリアされ、左CKを得る。
 古橋のCKを河村がヘディングシュートするが、バーの上。

 少し古橋が動いてきた感じがする。

 12分頃、大久保のグラウンダーのシュートは、ゴールの右へ外れる。
 18分頃、西澤がボールを奪われる。
 エスパルスのシュートは、(外側から)右サイドネットを揺らした。危なかった。


(左から山崎と4番河村) 

 19分頃、スローインから西澤、そして大久保、ピンゴとつないだ古橋へのパスはやや長く、先にGKに押さえられてしまう。

 22分頃、ゴール前に殺到するセレッソ。森島がゴール直前まで詰めながら、そのまま撃たずに横に流してしまう。


「モリシ!!何で撃たへんねん!!」
 
先ほどの、やたら声の通る女性の、悲鳴のような絶叫が響く。 
 オフサイドだったようだ。
 

 24分頃、ピンゴに代え(だから、ピンゴを出すなら、何で先に名波を引っ込めた?)、柿本。

 ええええええ?西澤と大久保がいて、柿本をどうするんだ?って、これまで何回言った??超攻撃的スリートップか?
(古橋の右コーナーキック その1)
(古橋の右コーナーキック その2)

 

(古橋の右コーナーキック その3)

 

(古橋の右コーナーキック その4)

 


 大久保から森島へ渡るところ、モリシが押されてがくっとよろけ、パスがつながらなかったがファールは取らず。スタンドからは、主審へブーイング。

(セレッソの左CKだが、ゴール前はエスパルスばっかだなあ)

 26分、倒れこみシュートは何とか吉田が止める。

「吉田〜!!ありがとう!!!」という声援が飛ぶ。

(右写真は、ゴール前に詰めてきているエスパルス16番枝村)

 エスパルス右CKからのヘディングは上に外れる。

 31分頃、ゼ・カルロスがイエローを取られる。

 観客数の発表、7013人。雨模様だったからだろうか。少ないなあ。
 

 

 後半31分頃、ワンツーで前線に飛び出した柿本がシュートを放つが、GK西部に弾かれる。これは柿本の動きは良かったと思うが、それ以上にキーパーがうまかった。

 32分頃、西澤のシュートはふかしてしまう。14番江添もヘッドを狙う。

(FKを狙う9番古橋と6番ゼ・カルロス)

 35分頃、パスがあと一歩、古橋に合わない。

 37分、やたら細かくパスがつながるエスパルス。
 右サイド、ボールを奪われる前田。今日は、いつもほどバックパスは目立たず、前に放り込むのはいいのだが、そのフィードの正確性が低すぎる。

 後半40分、ペナルティエリアやや左からゼ・カルロスが小さく右前方へ上げる。

(左写真は試合後の河村とゼ・カルロス)

 そこへ走り込んできたのが森島。

 柿本は、ペナルティエリア内で少し様子を見ているような格好。

 GK西部が飛び出してくる。

 36番大久保は、エスパルス4番高木の裏からゴール前に詰めていく。

 モリシは、エンドラインぎりぎりで追いつき、左へ小さくフィードする。

(右写真は試合後。左より吉田、山田、顔だけは苔口?そして西澤、ジャパ、森島、古橋。
 膝に手を置いているのがゼ・カルロス。そして河村)

 この森島のフィードを、ペナルティエリア右後方から走り込んできた古橋が合わせた!!
 セレッソ同点!!!

(左写真は、首をかっ切るような格好をしている柿本)

 活躍したとたんに代える塚田采配。森島に代えて13番苔口。

 同点になったのは嬉しいが、何とかもう1点欲しい。ハーフタイムの他会場での途中経過ではアビスパ福岡が名古屋グランパスに2−0で勝っていたのだ。
 負けではもちろん話にならんが、引き分けでは京都パープルサンガとの差が縮まらない。
 そればかりか、福岡に抜かれて最下位転落だ。

 まさに応援歌にあるとおり、♪ オッオ〜 何がなんでも 勝ち点3 獲れ〜!!♪だ。

(何やら深刻な話をしているっぽい西澤と森島)

 一気にスタンドは押せ押せムードになったが、いかんせん時間がない。

 ボールが出るたびに、スタンドから「ハリー!ハリー!」の声がかかる。

 もちろん、メガネをかけた魔法使いの少年を応援しているわけではなく、ハリーアップ、急げと言っているのである。

 柿本のヘッドは、ゴールの上のネットに。

(左写真で、一番右14番が今日非常に活躍が目立った江添)

 結局ロスタイムの追加点はならず、1−1でタイムアップの笛を聞いた。
 

 会場の電光掲示板では再び他会場の結果が。2−0だったのがグランパス逆転までは望まぬ。しかし、せめてグランパスがアビスパに追いついてはくれないものか。祈るような気持ちで、順々に映し出される結果を見つめる。
 あああああ、やっぱアビスパ、勝っちゃった〜。またドベだぁ〜〜〜。

 こりゃだんだん会場に来るサポーターも減って、スタジアム改修が終わっても、別に「第二」でええんちゃう?なんてことにもなりかねない。

 次節はアウェイで大分トリニータ。

 祈るような気持ちで、勝利を信じるしかない。ほとんど宗教だな。


 


 
 どうもご退屈さまでした。
  
 


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