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(No27) 2006 Jリーグ 第34節 セレッソ大阪 VS 川崎フロンターレ 観戦記
再度、J1残留(J2降格)条件をおさらいする。全18チーム中、17位、18位は強制的にJ2の1位、2位チームと入れ替え。16位だと、J2の3位チームと入れ替え戦をして勝利しないと生き残れない。
33節終わって京都は最下位確定。セレッソは16位、勝ち点27、得失点差−24。で、アビスパ福岡が17位、勝ち点26、得失点差同じく−24。
得失点差が同じというのがミソで、仮にセレッソが負け、勝ち点27のまま。そしてアビスパが引き分けて勝ち点1を得て27で並んだとする。
その場合、引き分けだからアビスパの得失点差は変わらないが、負けである以上セレッソの得失点差は必ず悪化する。よってセレッソは17位に転落してしまうのだ。
同様に引き分けで勝ち点28となっても、アビスパが勝ち点3を取れば逆転される。もちろん勝てば文句ないのだ、勝てば。
左下写真はゴール裏ホーム側の遠景。
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スタンドはセレッソカラーのピンクに染まっている。
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朝は晴れていたが、試合開始前に雨が降り出した。
(右写真は、アップに出てきたセレッソ選手)
スタンドでは傘禁止なんで、ピンクのセレッソポンチョを着ている人が多い。
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私も売店でポンチョを買った。席に戻ろうとしたら「お酒」という文字が見えた。
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(左写真は前田。右はゼ・カルロス)
風も強く底冷えする。う〜ん。やや逡巡したが誘惑に抗しきれず2本注文した。
ずいぶん時間がかかる。 |
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あれ?あの保温スタンドの中のカップ酒出すだけなのに・・・・と思って、ハタ!と気がついた。
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(試合前の柔軟体操)
ワンカップ○○の瓶をスタンドに持ち込める筈がない。
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「お待たせ〜」の声とともに売店のおばちゃんが出してくれたのは、あったかい日本酒がなみなみと注がれた紙コップが二つ。
(セレッソの旗が翻る)
その時の私の状態だが、肩にはマフラーやカメラを入れたバッグを掛けており、今にもズレ落ちそう。
右手の小指には鶴が丘駅前の、とある売店で買ったアメリカンドッグを入れたビニール袋を引っ掛けている。 |
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(この店は、何かを買うとセレッソの選手カードをおまけでくれるのだ)
左手には、買ったばかりのポンチョ。その状態で満杯のコップが二つ追加されたのだ。少し歩くとこぼれそう。
そう言えば以前甲子園に行った時も、スタンド内の売店で缶チューハイの販売があり「缶、ビンの持ち込み禁止」だが球場内の売店なら許されているのか?と誤解して2本頼み、荷物がいっぱいなのに両手にビニールコップで閉口したことがあった。
全く学習能力がない。
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(左写真は300試合出場の表彰を受けた名波選手。抱いているのはお子さんだろう)
これではとても階段の昇り降りをして席に着けそうにない。
私はやむなく、(以前の甲子園の時と同じく)立ったまま、片手のお酒をゴキュキュゴキュキュと飲み干していったのであった。
ほっこりええ調子であったまっていった私。う〜ん、学習能力がないのも捨てたもんじゃないかも。 |
さて、スタメン。(←ようやく試合の話だ)
FWは、20番西澤と36番大久保の2トップ。
MFはトップ下が16番名波。左が6番ゼ・カルロス。右が9番古橋。ボランチは左が35番宮本、右が23番下村。
DFはセンターが久々の2番ブルーノ。左がやはり久々の3番柳本で、右が5番前田。
GKは22番吉田。リザーブはGK21番鈴木。あとは19番山崎、4番河村、7番山田、11番徳重、18番柿本、30番柿谷。
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(円陣前のセレッソ。左でこちらに向かっているのは名波)
対する川崎フロンターレ。
FWは24番黒津と10番ジュニーニョの2トップ。
MFは11番マギヌン、6番マルコン、13番寺田、14番は日本代表でも活躍中の中村憲剛、26番飛弾。
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DFは5番箕輪、3番佐原、2番伊藤。
GKは1番吉原。
リザーブは、GK22番植草、あと、4番井川、25番鈴木、15番原田、18番今野、31番西山、16番鄭。
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(試合前の円陣。足を後ろに蹴上げているのは、お馴染みのヤナ)
川崎ボールでキックオフ。
いきなりのGK(ゴールキック)でGK(ゴールキーパー)吉田が「上がれ、上がれ」と指示を出す。 |
セレッソ前田からのロングフィードを川崎DFの箕輪がヘッドでクリアするが、西澤の足元にこぼれる。相手ゴールに西澤が迫るが、責任を感じた箕輪が右手を伸ばして西澤の行く手を塞ぐ。
ファールは取られず、西澤はやむなく苦笑い。
再度、西澤が右サイド突破を図るが今度は川崎DF3番佐原が防ぐ。
川崎のDFは皆大型(伊藤183cm、佐原184cm、箕輪187cm)だ。
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(右写真は、守備位置に散るセレッソ選手。何か下村って、いつもポーズがちょっと変)
左サイド、ゼ・カルロスのドリブル突破はトラップが大きく、ボールを奪われる。
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同じく左サイド、名波が狙いすましたスルーパスを(横パス気味だったが)大久保につなぐが、13番寺田に倒され、FK(フリーキック)へ。
4分頃、ゼ・カルロスがシュートを撃つが弱い。
セレッソ35番宮本が中央を上がり、右サイド9番古橋に預け、名波へ。名波は再び古橋へつなごうとするが、6番マルコンが前を塞ぎ川崎がスローインを取る。
5分頃、味方が戻したボール、前田が追いきれず逃すシーンあり。相手が詰める前にGKが押さえたからよかったが、いくら雨でピッチが濡れボールの転がりが早いといっても不用意である。
続いて下村が起点となりゼ・カルロス、名波とつなぐ。名波のフィードは相手にクリアされたが、こぼれ球を拾った宮本が左サイドからシュート(センタリング?)を撃つ。が、GKが押さえた。
7分頃、川崎の選手が2人滑って転んだかと思ったら、名波も滑った。
前方へのフィードを追った大久保が、勢い余ってそのままピッチ外まで背中で滑っていくシーンもあった。
しかし、この辺までセレッソがこぼれ球(相手方がヘディングでクリアした浮き球など)をよく拾っているな、と感じる。
特に23番下村がよく拾い、よくつないでいると感じた。
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(左写真は前半を終え、スタンド内に戻るゼ・カルロス)
9分頃、川崎のGK吉原のGKをヘッドでつないで、セレッソゴールの左深いところまで10番ジュニーニョが切れ込む。
セレッソ2番ブルーノが対応するが、あっさり切り返され、ジュニーニョはいったん後ろの6番マルコンに戻す。
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9番古橋も戻ってきたが、マルコンは、ぽ〜んと浮き球で前に出した。
ワンツーのような感じで前に回りこんでいたジュニーニョ。
23番下村が長い距離を走りこんできてパスコースを消そうとスライディングしたが、わずかに足が及ばず、ゴールラインぎりぎりの位置からクロスを上げられてしまう。
(右写真は、同じくハーフタイムでスタンド内へ戻る35番宮本と5番前田)
ゴール前にいた6番ゼ・カルロスがあわてて、上を見上げながらボールを追うが全く間に合わない。
落下地点(ゴール右)にいた川崎26番飛弾が、トラップもせずダイレクトで蹴り込む!
タイミングどんぴしゃのボレーシュートが自分の目の前を通ってゴール左に突き刺さるのを5番前田は呆然とみているしかなかった。
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これは飛弾(しかし、これ本名か?まるで野球とかサッカー漫画の主人公みたいな名前だな)のシュートをまず誉めるべきだろうな。
左右に簡単に振られてしまうセレッソDFの弱さはもちろん問題だが。
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(後半キックオフに出てきたセレッソイレブン。
何かダラダラしているというか、一体感が感じられない。
負けを跳ね返すぞ!という必死さが伝わってこない)
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14分頃、川崎24番黒津の左からのシュートはGK吉田がセーブ。
16分頃のジュニーニョのミドルシュートは枠の外。
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(左写真は、後半開始の円陣に遅れて合流する名波と柿本)
18分頃、古橋の浮かし球を受けた西澤がペナルティエリア内でシュートを撃つが、佐原がブロック。
20分頃、川崎11番マギヌンとセレッソ23番下村がからみ、倒れたマギヌンを下村がまたぎ越した時、少し接触したのかトラブルになりかかる。
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22分頃、ゼ・カルロスのスローインから左サイド狭いところを上がるセレッソ。ヒールパスを受けて駆け抜けようとした35番宮本を川崎14番中村が肩でかち上げて転倒させ、イエローをもらう。
23分頃、そのFKを西澤と川崎DFが競り合った。そこにセレッソ36番大久保が詰める。こぼれ球を川崎2番伊藤がクリアしたが、そのクリアボールを身体に当てて前に落とした大久保が右に流れながらシュート!しかし、これは飛びこんできた川崎GK吉原の正面で、弾かれたボールがゴール正面へ。
詰めてきた下村がこぼれ球をそのままダイレクトにシュートしたが、大きく上に外れていった。
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(左写真は、後半、セレッソボールのキックオフ。
ボールに「頼んまっせぇ〜ええええ」と「念」を送っているのは柿本。
「何してんねん?」と横でツッコンでいるのが大久保)
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【特別コーナー 漫才コンビ セレッソみっちゃん・よっちゃん 】
後半のキックオフでの柿本と大久保は、遠くで見てると何だか漫才コンビのようだった。上下の各写真で向かって左が柿本倫明(みちあき)。右が大久保嘉人(よしと)である。
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←
柿「ど、ど、ど〜〜もぉ〜!!」
大「オイ、オイ」 |
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→
柿「セレッソみっちゃんです!」
大「よっちゃんです!」 |
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←
大「なあなあ、聞いて、みっちゃん」
柿「何ですか?よっちゃん」
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→
柿「・・・って、えらい楽屋静かやなあ!」
大「ささ、みんなも笑って、笑って。拍手、拍手!」
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前半25分頃、川崎の連携ミスでこぼれた球を下村が拾い前へフィード。20番西澤が胸でトラップして足元へ落とす。
これを名波が取ろうとしたところを川崎DFが後ろからタックルして奪う。このこぼれ球を再度西澤が拾い、右サイドを駆け上がった古橋へ。
6番マルコンに前を塞がれた古橋はマイナスで戻したが西澤は前に進んでいたのでタイミングが合わない。何とか、その球を詰めてきた下村が拾い、ゴール前の大久保へ。
しかし、大久保は川崎DF3人に完全に囲まれていた。大久保はつぶされ、同時に、同点となるチャンスもつぶされたのであった。
前半30分頃、西澤から右サイドの古橋へ。古橋は23番下村にマイナスで戻したが下村は前に進んでおりタイミングが合わない。必死に体勢を立て直し何とかボールに触った下村だったが、トラップが大きく、2番伊藤に後ろからかっさらわれ、そのまま伊藤は前に持ち込む。
川崎のFW、MFがどどどどどどど・・・・と何人も上がっていく。伊藤は10番ジュニーニョに出し、ジュニーニョは左を上がってきたマギヌンへ。左からマギヌンがクロスを上げ、ゴール前で大きく24番黒津がジャンプ。クロスはさらに右サイドに走り込んでいたジュニーニョへ渡ったが、35番宮本らと交錯。こぼれ球を黒津が拾い、倒れこみながら右足を振りぬく。
しかし、このシュートはポストに弾かれラインを割った。
う〜ん、今日もポストはいい仕事してる。○○や△△よりよっぽど貢献してるのでは・・・・なんて声も聞こえてきそうだ。それにしても川崎の速攻は怖い。
西澤が接触プレーで傷んで、ピッチ外へ。もともとアキ(西澤明訓)は古傷を押して試合に出ている。
川崎は、(今日は我那覇や谷口が出ていないとは言え)J1で一番得点をあげている超攻撃的なチームだ。10人で防ぎ続けられるほど甘くない。
思わず「塚田ぁ〜!!判断、はよせいよぉ〜!!」と野次を飛ばしてしまった。
アキが出ているか出てないかは、精神的な支えとして大きな差が出る。
しかし、無理かどうか、交代を出すか出さないかは冷静に、かつ迅速に判断すべきと思ったのだ。
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(左写真は後半のキックオフ)
37分頃、左サイドのゼ・カルロスのパスが敵に渡る。右サイドを上がる川崎。
セレッソは必死に奪い返そうとしたが、14番中村が左斜め前に絶妙のスルーパス。長い距離を走り込んできた6番マルコンがそれを受け、セレッソ5番前田、9番古橋、2番ブルーノ3人の守備をものともせず、中央へスルーパス。
これを24番黒津がゴールに持ち込もうとしたが、GK吉田が果敢に飛び出し、弾き返した。
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下村(?)と名波の短いパス交換。名波が戻したが、受け手とタイミングが合わず川崎に奪われ、名波は天を仰ぐ。
右サイドで14番中村を中心に細かいパスをつなぎながら攻め込んでいく川崎。ヘディングシュートをセレッソが何とかクリアしたところで、一応、追加点を取られずにアキはピッチに戻ったが、すぐにまた倒れこんだ。
西澤は顔をしかめて立ち上がったが、手で「バツ」印を出す。結局そのまま足を引きずりながら、ピッチ外へ。
前半40分、西澤に代わって18番柿本。
41分頃、川崎13番寺田を後ろからタックルした23番下村にイエローカードが出る。キレル下村に名波が「落ち着け」となだめてるのはわかるが、あの余計キレやすい大久保が「もう言うな!」とばかりに手を振ってるのがおもしろかった。
そのFKからつなぎ、ゴール前やや左でくさびになって受けた24番黒津が右足アウトサイドで振り、それをさらに左サイドで受けたマルコンがマイナスのクロス。
ゴール前でそのクロスを受けたジュニーニョが芸術的なループシュートをふわりとゴール右隅へ。
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うううううう。追いつくどころか0−2とは・・・。
しかし、マークがすかすかやな。
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43分頃、右サイドの前田(?)が大きくサイドチェンジするが、ゼ・カルロスの反応が一瞬遅れ、最後必死にスライディングするが、貴重なボールは空しくサイドラインを割る。オイオイ・・・。
暗い気持ちになったが、前半ロスタイム、セレッソ2番ブルーノがロングボールでフィード。大久保がヘッドで落として右サイドの23番下村につなぎ、クロスを上げる。中央で18番柿本が胸で落としシュートを撃つが前のDFに弾き返される。そのこぼれ球を拾った6番ゼ・カルロスもシュートを撃つが、これまたDFに弾き返されてしまう。何と厚いゴールへの壁。
しかし、このこぼれ球もセレッソが拾い、35番宮本が名波につなぎ、さらに下村へ。下村がセンターにフィードし、大久保へ。軽くトラップしてゴール前に迫るが川崎DFの壁が厚い。右に流れながらシュートを放つがゴール前に川崎の選手が5、6人いたのではないか。何とか右CKを得て、名波が蹴ったが直接GK吉原が弾き出す。
左サイド柳本(?)のロングフィードをペナルティエリア内左隅で上手く身体を入れ替え、古橋がシュート!!しかし、惜しくもGK吉原に弾かれる。・・・・・・・これだけ攻めてもまだ入らんか。
ところが続いて、まるでリプレイを見ているかのように、またもロングフィード(宮本か?)が左サイドに上がり、うまく身体を入れ替えた古橋がペナルティエリア内、先ほどよりはやや深い位置で、胸でトラップして足元に落とし、放ったシュートは、ゴール右隅に突き刺さった!!
まさに前半終了まであと数秒というところで1点差に追い上げ、希望の光が差した状態で後半を迎えることができた。
さて、ハーフタイム。
他球場の途中経過が流れる。
福岡は0−0。せめて同点に追いつかねば話にならない。
福岡の敗戦頼みのようでは入れ替え戦もおぼつかない。
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後半1分頃、中央へのロングフィード、胸でトラップしようとした18番柿本、かなり古いが、「だっちゅーの!」みたいに両腕を胸前で合わせて、まるでバレーボールのレシーブみたいな格好で「ボールを受けた」。
当然ハンドの反則だ。・・・・・・・下手すぎる。
2分頃、名波がボールを奪われ川崎側が突破しようとするところを5番前田が足を出して転倒させ、イエローをもらう。
そのファールからのFKは左サイドから14番中村が蹴った。ゴール前に入ったそのFKは何とか弾き返したが、それも川崎側に拾われ中村が再度シュートを撃つ。バーの上に外れて良かった。
後半3分、10番ジュニーニョの軽い浮き球のパスをゴール前、胸でトラップし足元に落とした川崎24番黒津。ヒールで軽く浮かせて身体を反転させ、シュート体勢に入る。
ボールが浮いて枠の上に外れたから良かったが、どフリー。
ついていた5番前田は完全に翻弄され、必死で肩に手をかけて引きずり倒そうとするのが精一杯だった。
黒津のバランスが良かったのが逆に幸いしたが、あれで倒れられていたらPK(ペナルティキック)だったのではないか。
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(左写真は、攻めあがってきた川崎の箕輪。
後ろにいる下村は、何だかポケットに手を突っ込んでちょっと遠くを覗き込んでいる野次馬のように見える)
後半5分、左サイドから名波がFKを蹴り、これが絶妙のフィードとなる。
古橋は軽く頭で合わせるだけで良かったのだが、少し打ち上げてしまい、バーの上へ。 |
古橋は頭を抱えたが、私らも同点に追いつけず頭を抱えた。
後半9分宮本に代えて河村が入る。点を取りに行く意志の現われか?しかし、この河村が機能しない。
サポーターの一部からはJ1のレベルじゃない、来期は要らないなどと酷評されている宮本だが、今日はよく攻撃にからんでいたと思うのだ。
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(右写真はGK吉田のフィード)
後半10分頃、18番柿本のバックパスが川崎に奪われる。
11分頃、河村のパスが弱く、川崎に奪われる。
12分頃、3番柳本のパスが川崎に奪われる。
・・・・・・・・ええかげんにせえよ!
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後半11分、川崎11番マギヌンが18番今野に代わった。
4番河村、右サイドからのロングフィードも不正確。今日の河村はいいところがなかったと思う。
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(各写真はスローインしようとするゼ・カルロス)
後半13分頃、ゼ・カルロスがセンターサークル左から大き目のフィードを上げる。
ペナルティエリア内に走り込んできた36番大久保だが、胸のトラップが大きすぎ、シュートも撃てず、転倒する。
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大久保はいかにも後ろから押されたから転倒したんだというような表情をしていたが、シミュレーション(うそ演技)でカードをもらわなくて良かったな。
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後半14分頃、混戦からボールを拾った23番下村、何とか足を伸ばすと、これが左斜め前へのスルーパスとなる。
走りこんだ6番ゼ・カルロスが左サイド深いところからクロスを上げた。
そのクロスを36番大久保がヘッドで合わせたが、惜しくもバーの「上」のネットに乗っかってしまった。 |
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後半25分、川崎で先取点をあげた飛弾に代えて4番井川。
後半26分セレッソ6番ゼ・カルロスが左サイドからのスローイン。これを受けようとした36番大久保が倒されFKを得る。
ボールの位置にいたのは16番名波と9番古橋。名波が助走距離を取るため後ろへ下がり、手を上げる。が、これはフェイントで、ボールの横にいた古橋が直接ゴールを狙ったがGKに弾かれる。
これで得た左CKは古橋が早いリスタートを狙ってショートコーナーを選択、これを受けた名波がシュートするが、これもGKにキャッチされる。同点への壁は厚い。
(右写真は36番大久保が得たFKで、ボールに向かう16番名波)
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【
たっちゃん・ひろちゃんの「騙しのテクニック」コーナー
】
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(セレッソのFK。名波と古橋がボールの側に立つ) |
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(名波が後ろに下がって助走距離を取る) |
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(名波は右手を上げて、「蹴るぞぉ〜!!」とポーズ) |
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(と、フェイントをかまして古橋が蹴った。
これが決まればめちゃかっこよかったのだが・・・・・) |
後半27分頃右サイドで小さく上がったボールを18番柿本が一瞬見失うが何とか触って、古橋に渡す。
ペナルティエリア右から進入しようとした古橋は前に立ち塞がった川崎DF3番佐原の股を抜いてエリア内に入ったが2番伊藤、6番マルコンに囲まれつぶされる。
ん?PK?と我らスタンドは色めきたったが主審のホイッスルはない。
と、一瞬の虚をついて古橋がさっ!と起き上がり後ろに倒れこみながらシュートを放ったがこれも阻まれる。
「く、くっそ〜〜」と我らは悔しがっていたのだが、様子が変だ。足が攣ったのか、古橋が仰向けになって足を抱え込んでいる。
ふくろはぎを擦り、足首を何とか伸ばそうとしているようだが、かなりヤバイようだ。
大久保が血相変えて古橋に近づき、足を伸ばすのを手伝う。救護班のタンカが来る。
結局古橋はピッチを去ってしまった。後半30分、古橋に代えて11番徳重。一番貪欲にゴールを狙い(シュート数も一番多かった)、結果も出していたキャプテンがピッチから消えた。
モリシ(森島)は怪我でサブにも入っていない。アキ(西澤)もさがった。誰がセレッソを救うのか。大久保と名波にすがるしかないのか。
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(前田やブルーノもゴール前に詰めてきている)
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後半32分、右サイドを柳本が突破され、ブルーノが引きずり倒してイエローカードが出る。
33分、ペナルティエリア斜め左前で、6番マルコンが小さくトラップし、自分の足元にヘッドで落とし身体を反転させて、簡単にセレッソDF(前田?)を振り切り、右に出す。そこへ走り込んだ18番今野が蹴り込むが何とかクリア。危なかった・・・・・。
右サイドのCKを川崎14番中村が蹴るが、セレッソ18番柿本が身体を挺して止める。
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(左右写真は、後半30分頃、古橋が傷んだところ。
結局キャプテンもピッチを去った・・・・) |
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後半38分、左サイドのボールをうまくゼ・カルロスが身体を入れ替えチャンスボールにするが、相手DFに阻まれる。しかし、これで左CKを取る。
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(左写真は、日本代表中村憲剛のFK。前の23番下村は腕組みをして「困ったなあ」と悩んでいる) |
このCKを蹴るのは11番徳重。しかし、川崎のDFは高さがある。川崎DFにクリアされ2本目の左CK。
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(左写真は、古橋に代わって登場した11番徳重のCK(コーナーキック)のシーン)
しかし、2本目のCKもクリアされ、今度は右サイドラインを割る。 |
刻一刻と時間は過ぎてゆく。しかし、妙に淡々としたゲーム運びだ。
サイドラインを割ってセレッソボールのスローイン。今季何度も見たシーンだが、誰ももらいに行かない。ボールを持って振りかぶったまま、受け手を探して時間が過ぎていく。
「誰か、もらいに行かんかい!!」サポーターの悲痛な叫びは、ピッチ上の選手には届いているのだろうか。(挙句の果てには、スローイン役を交代するシーンまであった。)
死んでも(いや、死なれちゃ困るが)同点に追いついてやる。石にかじりついても、泥水にまみれても、たとえぶっ倒れてでも1点取ってやる。そして、最後の1秒まであきらめずに勝ち点3を取りに行く。そういうプレーが見たかった。
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(これも徳重) |
右サイドでスローインしようとしたゼ・カルロス。誰ももらいに行かないので、仕方なく16番名波が歩み寄っていくが、本来名波は、スローインを受けた誰か(前田とか下村とか)からボールをもらって、徳重か柿本へフィードしたかったのではないか?
| 結局、ゼ・カルロスのスローインとも呼吸は合わず、名波は川崎の選手3人に囲まれボールを奪われる。 |
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川崎側は左サイドでボールを運ぶ。23番下村が足を伸ばして足には当てたが奪い返せず、左サイドの6番マルコンへ。
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(右サイドからスローインしようとしているゼ・カルロス)
マルコンから10番ジュニーニョへ。ドリブルで持ち込むジュニーニョを下村が追うが振り切られて、ジュニーニョは右に出す。
必死で柳本がつこうとするが、ぎりぎり伸ばしてやっと足に当てるのが精一杯。
これが走り込んできた24番黒津の足元への絶妙のパスになってしまい、左足で簡単に流し込まれた。 |
終わった・・・・・。全身から力が抜けていく。最後のホイッスルが鳴るその瞬間まで絶対にあきらめない。それはわかっているのだが、いくら目をこらしても選手自身から「絶対にあきらめない」気持ちが伝わってこないのだ。
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(3点目を取られた後)
後半43分、川崎黒津が16番鄭に代わる。いいプレーは続けていたが結果が出ていなかった黒津が、最後ダメ押しの結果を出した。
ごくろうさんという意味も、若手の鄭に経験を積ませるという意味も、そしてリードしている側が「時間を使う」という意味もある。
このような余裕があり、有意義な選手交代をしてもらいたいものだ。 |
ロスタイムになってもまだ、セレッソはバックパスでこね回している。
時折、中央へロングボールを放り込んでも、高い川崎DFにことごとく跳ね返される。
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(セレッソボールのキックオフ) |
タイムアップの笛を聞いた時も、激しい怒りは湧かなかった。
昨年の「あの瞬間」(あと数分防ぎきれば優勝だったが、最後、FC東京の今野に決められてしまった)は、頭の中が真っ白になった。しかし、今回は「必然」という気がしたのだ。
(GK=ゴールキックを蹴る川崎GK=ゴールキーパーの吉原。
しかし、やっぱサッカー選手は半パンでいてほしい。
何か右の写真を見ていて、いきなりジャージを履いた素人がピッチ内に乱入してきたように見えるのは私だけだろうか) |
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シーズン終了にあたり、選手・監督から挨拶があると西川スタジアムDJが案内した。
まず塚田監督の挨拶。マイクの前に立つまでに激しいブーイングが飛んだ。
「結果が出せず申し訳ない」と言っている様だがよく聞こえない。「最後ぐらいはっきりしゃべらんかい!!」という野次も飛んでいた。
続いてキャプテン古橋の挨拶。胸がつまって涙ぐみながらも、今シーズンの結果に対するサポーターへの謝罪と、「必ずJ1に戻ってきます」との決意をきっぱりと述べ、スタジアムからは大きな拍手と「フルは悪くない!」、「来年も頼むぞ!」という声援が飛んでいた。全く対照的であった。
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(これもセレッソ側右サイドのスローイン。
誰ももらいに行かないし、結局2番ブルーノから5番前田が交代に行くし。
時間がないという意識がきっちりあるんだろうか??) |
来期はJ2に落ちることになる。前回(2001)のJ2転落時、前年のベストイレブンにも選ばれ日本代表としても脂の乗り切っていた森島は当然他チームに変わると思われていた。上位チームからのオファーも多かったことと思う。
| (川崎側のスローイン) |
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J2リーグは全国にチームが散らばっており、移動距離が長く日程もキツイのだ。
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(試合終了直後のセレッソイレブン) |
チームに残った森島を取り上げたドキュメント番組を観た記憶がある。長距離の移動も予算が乏しい(J2になると入場料収入や広告収入が激減することが多い)ため、バスでの移動。久々に自宅に帰ってきたモリシは、へとへとに疲れながらも奥さんと夕食を囲み、「牛乳飲む?」「うん、大きならんとあかんからな」という関西人(出身は広島だが)らしいノリを見せていた。
| (何か偉そうな態度で握手しているように見える吉田) |
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もっと以前にも森島が出ているドキュメント番組を観た記憶がある。まだセレッソがJ1に昇格していない時代の話だ。
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(セレッソでは顔を覆う選手もいた) |
監督やチームメートが「モリシは、もっと上で活躍すべき選手。日本代表にもなれる選手なんだ。いつまでも一緒にやってほしいけど、モリシがよそのチームに移るというなら応援する」と口を揃えてそう言っていた。
| (意気揚々と引き揚げる川崎フロンターレの各選手) |
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モリシは変わらなかった。でも、今回はおそらく多くの選手がセレッソを去るだろう。
西澤も昨オフは清水エスパルスに移籍するとの噂だったが今シーズンは残った。しかし来期、アキはどうなるかわからない。
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(ピッチを一周する吉田、柳本、下村ら) |
名波、大久保は「降格しても残留する」との報道があったが、逆の報道もある。
| (ピッチを一周する森島、手前はピンゴ?) |
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苔口、森島(康)、柿谷ら若い世代で注目されている選手は、(若手こそ将来のセレッソのために残ってほしいが)J1でやりたがっているようだ。さて、来期のセレッソはどうなるのか?監督は?コーチは??
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(ピッチを一周しているゼ・カルロス) |
(最後の挨拶で整列したセレッソメンバー その1。
一番右が塚田監督。
その左がキャプテン古橋。
ピンゴ、ゼ・カルロス、両手を前で組んでるのが森島。?、?でブルーノ、山田、?。
ブルーノはひげをそって、顔の迫力がなくなった) |
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(セレッソメンバー その2。
右から2番目が前田。その左は鈴木か?
一番左で横をのぞきこんでるのは名波か?) |
(セレッソメンバー その3。
一番右が名波?その左は山崎?
右から3番目で腕組みしてるのが徳重。
その左が大久保) |
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(セレッソメンバー その4。左上写真で右から柿本、腰に手を置いてるのが吉田、その左が柳本。二人置いてアホボンみたいにコートを着崩してるのが宮本。その左は中山?その左のでかいの(横にも)は、デカモリシ?)
| (挨拶する塚田監督。ブーイングの嵐であった) |
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(キャプテンとしての挨拶に向かう古橋) |
| (挨拶するキャプテン古橋) |
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(挨拶を終え、礼をする古橋) |
| (スタジアムに入る森島やゼ・カルロスなど) |
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(選手が出てくるか?とセレッソバスを取り囲むセレッソサポーターなど) |
しかし、私は来期も変わらずセレッソを応援していきたい。それが結論。
どうもご退屈さまでした。
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