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(No29) 2007 J2リーグ 第22節 セレッソ大阪 VS モンテディオ山形 観戦記

  
2007年6月17日(日)、セレッソは今季初めて長居スタジアムでのホームゲームを行った。
 対戦相手は21節現在5位のモンテディオ山形。セレッソは現在9位である。


 左下写真は、スタジアムで配布される新聞(MATCH DAY PROGRAM)。


 左14番は江添。
 右5番は前田。

 「MURALHA」とはポルトガル語で「鉄壁」という意味らしい。

 6月17日は父の日なので、スタジアムでは父の日カード(右下写真)の無料配布があった。

 では、スタメン。

 セレッソGKは吉田22番。

 DFは前田5番。ゼ・カルロス6番。柳沢13番。江添14番。

 MFはアレー7番。宮本25番。香川26番。

 FWは古橋9番。苔口11番。小松15番。

 

 リザーブはGK山本21番。

(左写真は会場で配られたハムリンズうちわ)

 DF30番千葉。

 MF23番丹羽。

 FWが18番柿谷と20番デカモリシこと森島康仁。

 続いてモンテディオ。

(左写真はセレッソのユニフォームを着て入場した人がもらえるカード。今回は古橋)

 GKは1番清水。

 DFは29番須田。3番レオナルド。4番小原。13番石川。

 
 MFは7番宮沢。19番秋葉。18番木藤。10番財前。
(左写真は売店でもらった柿谷のカード。30番は去年の背番号。
 ちなみに柿谷が今年つけてる18番を去年つけてたのは柿本)

(右上写真は16番MFの濱田のカード。ちなみに去年16番をつけてたのは名波)

 FWは26番北村。11番豊田。

(左写真は、売店で今回限定で売っていた「勝つ」カレー。
500円なり。縁起もんということで買った。
 何のカツかわからん、異様な柔らかさ。豚肉の歯ごたえじゃなく、ソーセージの固まりみたいな感じだった)

 モンテディオのリザーブは、GK21番遠藤。

 MFは、5番渡辺。6番佐々木。

(左写真は遠路はるばるの応援、モンテディオ。
 小太鼓のリズミカルなばちさばきが秀逸)
 
 FWは9番横山。14番林。

 

(試合前のアップに登場したセレッソの選手たち。)

 昨シーズン終盤から、今年8月末に長居スタジアムで開催される「世界陸上」に伴う改修工事で試合は長居第2陸上競技場で行われていた。

 長居第2は段差がなく、椅子も貧弱。
 実に見にくいのである。

 今シーズンに入ってから、仕事が忙しいこともあって観戦には行ってなかった。

 しかし、今日は久々の長居スタジアム開催ということで足を運んだのである。もう1試合だけ長居スタジアムでやるが、8月5日からのホーム3試合は、長居第2すら使えず、福井、鳥取、三木という「地方でのホーム試合」という悲惨な状態。

(右写真は、これからのセレッソを支える若武者たち。左から柿谷、丹羽。一人置いてデカモリシ)

 
 

 さて、16:03にキックオフ。 

(左写真は起立しタオマフなどを掲げつつパワグロを歌っているとこ) 

 しかし、あまり略語を使うとわからない人がいるかもしれないので、補足しておく。

 タオマフはタオルマフラーの略で、左写真の方々が掲げているやつ。

 タオル地のマフラーというか、マフラーみたいに細長いタオルというか。

 選手入場シーンなどには、(ピンクのユニフォームを着て)タオルマフラーなどのセレッソグッズを掲げ、客席をピンクに染めて選手を迎える・・・・・というのが基本。

(右写真は、ホームのゴール裏)

 「パワグロ」とは、セレッソの球団歌、”Power and the Glory”のこと。

 歌詞といい、旋律といい、あんまり威勢のいい歌ではなく、むしろ、やや哀愁すら帯びている。

 本日は久々の長居スタジアムでの試合ということでビッグフラッグが2張り掲揚されることになった。

 2005シリーズでゴール裏に掲揚されたビッグフラッグの写真については、私の「観戦記No9」をご参照いただきたい。

 今回はゴール裏でなく、私も観戦しているSB席で掲揚される。

 どんな風に掲揚するのか、と言うと旗の上端部を固定し、そこで丸めて畳んでおく。

 で、旗の下端の、さらに両端(右端と左端)を持った人が、スタジアムの階段を駆け下りていく。

 上端は固定されているから、それで段々下へ広げられていく感じとなる。

 で、走り降りる「両端の人」の間の人・・・・つまり私もその一人なのだが、間の人にとっては、頭の上を順々に旗が通り過ぎていく感じになる。
 掲揚前に応援団の人が、「絶対に頭上の旗をつかまないでくれ」と注意をしていた。

 両端を持った人は必死に駆け下りているので、真ん中でつかんでしまうと急ブレーキになって思わぬ怪我につながるのである。

 で、左写真のそれぞれのように、みんなつかまずに、手をパタパタさせて下へ下へと送っていくのであった。

 ただ、私はビッグフラッグの下にいたので、その間、入場してくる選手は見えないし、第一、ビッグフラッグそのものも見えない。
 しばらく掲揚し、(そのままだと試合が見えないので)畳まれた。どうやって畳むかというと、上端部の固定を外し、順に下に送って行って、下端で収納する感じ。広げる時も畳む時も、上からシャッターを下ろすみたいに順に画面切り替えしていく感じで、美しかったのではないだろうか。
 正直、メインかゴール裏にいて、そこを見たかった気もする。

 しかし、「ビッグフラッグの下」という珍しい経験ができたので満足している。


 さて、ようやく試合。

 山形のプレスがいい。

 セレッソは、ほとんどボールがキープできない。

 山形10番の財前というと、昔読売ユースからヴェルディで将来を嘱望されていた、あの財前か。

 【前半8分】
 ゴール前右手から財前の絶妙なループシュート。

 GK吉田、ぼや〜っと見送るが、向かって左のポストを直撃。あと数センチ右に寄ってたら先制されてたとこ。

 吉田に盛んに野次が飛ぶ。

 


 セレッソにはゴールの匂いもしない。

(左写真は、「どこに蹴るの〜??」のゼ・カルロス)

 

(左下写真は右サイドで突破を図る13番柳沢。)



 しかし、山形のマークでことごとく潰される。

 たまに前の11番苔口につながっても、そのとたんに潰される。
 右ラインがダメダメである。

 欲求不満の続く時間帯。

(右写真は、傷んだ7番アレーが何とか起き上がり、ピッチに復帰したシーン。
 もうちょい、ゲームそのものに参加してほしいなあ。

 何か、ゲームに関わることを避けてるように映った昨シーズンの10番ピンゴに重なって見えるんだが)

(右下写真は、キャプテンマークを付けてるから、10番財前だろうか?向かって右側のCKを山形が取ったとこ) 

(左上写真は、CKが蹴られて、ゴール前でせめぎ合うシーンだと思う。ゴール前、よくセレッソの選手は戻ってますね)


(右写真は、右サイドから珍しく11番苔口が突破を図ったが、山形の選手に潰されたところ。

 両者が転んでる)
 

 その苔口が得たFK。



 

(左写真は、何やら相談している6番カルロス、9番古橋、26番香川) 
 

 どうもゼ・カルロスが蹴るようだ。
 
(右写真は、ボールは古橋と香川の足元に置き、助走を取るゼ・カルロス)  

 走り込んだゼ・カルロス。 



 ゼが蹴った! 
 開いた古橋は「こぼれ球」を拾いにダッシュする。

 何か、単に横にいる香川がもったいないような。

 結局、0−0で後半へ。


 さて、後半開始。 

(セレッソの後半は187cmの小松と186cmの森島康仁のツインタワー。
 高さがないと侮られがちのセレッソにとっては得がたい人材)

 上写真でも明らかなように、きついマークを受けて潰され続けた11番苔口に代えて、後半スタートから20番デカモリシが投入された。

(歓喜の一瞬!
 デカモリシは、ゴール裏の看板を越えて、スタンドにアピールしに向かっているとこ)

 知ってる人は知ってるのだが、デカモリシの説明を。
 セレッソを象徴するのが8番森島寛晃。ワールドカップ出場経験(ゴールもしている!)もある名選手で愛称モリシ。(顔なんかは、私のサイトのここで)
 しかし、彼は168cmと小さい。で、同姓で新人の森島康仁は愛称がデカモリシとなった。さらに略してデカとも。

(左サイド、CKを蹴るのは古橋)

 

 

 

 

(画面左上、わかりにくいがボールが映っている。
 山形の選手に挟まれているゴール前30番千葉。
 走りこもうとしている20番森島、5番前田)





 後半開始早々、ゴール前で山形の選手と競って江添が倒れる。ここに限らず、今日の江添は本当に体を張ってゴールエリアを死守していたと思う。
 ところが江添のおかげでキーパーのボールにできたのに、吉田がそのまま普通に前に出してゲームを再開したので私の周辺では盛んに吉田に野次が飛んだ。

「吉田!もっとちゃんと周り見んかい!」
「目の前でエゾ、倒れとるやないか!」
「ゲーム切らんかい!外へ出せ!!」

(ゲーム終了間際。試合後のセレモニーのため、スタンバってるハムリンズたち)  

 どうも、私の周囲にはアンチ吉田派が多かったようである。

(試合後のイレブン。
 ゼ(6番)が古橋(9番)の肩をたたき、フルがそれに応じているとこがいいなあ。

 デカは吉田に祝福されている)

 【後半5分】
 デカがゴールエリアのすぐ外で倒されフリーキックを得る。もうちょいで、PKやってんけど。
 蹴るのは古橋。大きく上に逸れる。

(おもしろい格好で歩く6番ゼ・カルロス)  

 【8分】
 右に開いた古橋がクロスを上げ、デカがヘッドで合わせるが、ゴールの左に外れる。
 しかし、デカの投入以来、何かいい感じになってきた。

(右から14番江添。頭をかいてるのが6番ゼ・カルロス。その横が9番古橋。
 古橋の後ろで隠れてるのが5番ゴリこと前田。
 交代したので上着を着替えているのが15番小松。右手にペットボトルを持っているのが7番アレー。その後ろに隠れているのが25番宮本。顔だけが26番香川。
 その左が30番千葉、13番柳沢。
 一番左が、これまた前半のみで交代したので着替えている11番苔口) 

 

 【後半9分】
 左サイドの混戦から26番香川がボールを持つ。

 右サイドが空いている。思わず叫ぶ。

「右に開け!!」

 その声が届いたが如く(←そんな訳ないが)、大きく右へサイドチェンジ!
 すると、それまで、あれほど汲汲としていた13番柳沢が人が変わったように、その空きスペースにするするっと上がって行って、このサイドチェンジのパスを受ける。

 やった!またしても思わず叫ぶ!


「上がれ!」

 その声が届いたが如く(←だから、そんな訳はない)、柳沢はそのままボールを持って、右サイドに切れ込んでいく。

 またまた叫ぶ。


「上げろ!!」

 でもって、その声が届いたが如く(←もうええって)13番柳沢が右サイドから斜め前に、絶妙なクロスを上げた!ゴール前、完璧なポジション!!

 すると20番デカモリシ、するするっとゴール前に駆け上がり、山形のDF3番レオナルドと4番小原の間から飛び出して大きくジャンプ!!

 
そのまま、クロスに頭でどんぴしゃ!と合わせて

デカデカヘッド!!

セレッソ、先制!!!!!!!

(右手を挙げて声援に応える13番柳沢) 

 

 

 そんな訳はないのだが、まるでデカは、山形の両DFの肩に手を置いて、ぐ〜ん!!と伸び上がってきたように見えた。
 それくらい打点が高かった。相手DFから頭二つも三つも抜けているように見えた。

 スポーツ新聞の記事によると「誰も阻止できない推定2メートル40センチの高さから」の「通天閣ヘッド」とのことである。プロの写真はここから。

 特に前半は、あいも変わらない後ろでこね回す、バックパス、横パスばっかの試合展開でいらいらしていた。

 しかし、この一瞬だけは、まるでリーガ・エスパニョーラの試合でも見ているような、華麗な流れるような展開で、しかもずど〜ん!とゴールまで完璧に決めてゆうことなし!すっげえ快感だった。

(右はゼ・カルロス。左は前田)

 結局、この1点を守りきり1−0で勝利。あと、いろいろあるけど、勝ったから、まあいいや。

 しかし、7番アレーは「もひとつ」やな。いっこも積極的なとこが見えない。
 たまにボール持ったと思ったらゴール前の敵に「ナイスパス」したのには呆れた。

 で、GK吉田がこのピンチに果敢に飛び出して行ったのは良いのだが、ボールに触れず振り切られる。ゴール前GKのいないガラ空き状態だったのだが、山形に決定力がなくて命拾いした。

(インタビューでも受けてたのか、他選手よりかなり遅れてスタンドを回ったデカ)

 

 昨年の12月、雨の長居第2でJ2落ちの瞬間を体験した。
 その時、私はここで、
「来期、アキはどうなるかわからない」、
「名波、大久保は「降格しても残留する」との報道があったが、逆の報道もある」、
「苔口、森島(康)、柿谷ら若い世代で注目されている選手は、(若手こそ将来のセレッソのために残ってほしいが)J1でやりたがっているようだ」と書いた。

 結果はどうだったか。それは想像以上に悲惨なものだった。フロントの策のなさはひどかった。
 2トップであるFW西澤は清水へ、そしてFW大久保は神戸へ、さらにMFのキーマン下村までも千葉へ完全移籍。

 精神的支柱であった名波は東京ヴェルディ、DFの要ブルーノが札幌、FWの切り札徳重が京都へ移籍したが、これらは、いずれも当面のライバルとなるJ2チームである。

 で、補強はどうかというと、小松が長崎から、濱田が鳥栖から、千葉が札幌から・・・と、期限付きで移籍させていた選手を呼び戻しただけ。
 アレーという選手をブラジル(ボタフォゴ)から獲ったが、それで補強は実質上終わった・・・・・。その他に獲った日本の大卒ルーキー阪田や、韓国の大卒ルーキー、キムは当然プロとしての実績は皆無。

(あと、丹羽が神戸から、柳沢がヴェルディから、山本が磐田から移籍した)

 こうやって改めて書き出してみると、本当にひどいな、全くフロントは無能であったと言わざるを得ないなと思う。 

 戦うための武器もろくに与えられずに「戦え」と命ぜられた津並監督も気の毒であった。デカや柿谷など若手を起用(・・・・方針というより、コマが無いから現実的にそうせざるを得なかったのだろうが)して頑張っていたが、やはり数字はついていかない。途中解雇で現在は、クルピ監督が指揮を執っている。

 さて、今シーズン末にはどうなっているか?

 


 しかし、私は今期も変わらずセレッソを応援していきたい。それが結論。 


 
 どうもご退屈さまでした。
  
 


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